2000 09 21

マイクロメダル

水泳100m自由形だったと思う。 アフリカのどこかの選手が、予選だというのに一人で泳いでいた。 これが、オリンピック選手とはとても思えない、しょぼい泳ぎ。 なぜ1人? なぜへろへろ? と思ったら、実はこの組は、オリンピックの裾野を広げるため(?)の特別枠なんだそうだ。 んで、元は3人だったのだが、他の2人がフライングで失格になったとのこと。 泳いでるやつは、100m泳ぐのはこれが初めてとのこと。 「その場にいた観客は大喝采でした」 と、美談風に放送されていたのだが、その姿は プールのピエロ。 千葉すずが、このプールピエロを見てどう思うのか、ぜひ訊いてみたいものだ。

獲得メダルを国別色別に並べてあるのをよく見るが、それだけじゃあんまり面白くない。 ということで、国民一人あたりのメダル獲得数を調べてみた。

メダル合計 人口(千人) 一人当り(10-6
アメリカ 31 267,901 116
オーストラリア 25 18,532 1,349
フランス 20 58,607 341
ロシア 20 147,105 136
中国 19 1,243,738 15
イタリア 18 57,523 313
ドイツ 15 82,071 183
韓国 13 45,991 283
オランダ 10 15,604 641
ルーマニア 10 22,565 443
イギリス 10 58,200 172
日本 8 125,638 64

メダルは今日現在の数で、上位10ヶ国と日本。 人口は、 総務省統計 による1997年の数字。

オーストラリアのぶっちぎり。 オランダもかなりきてるな。 駄目なのが中国。 日本もかなり低い。 これ、老後を楽に過ごせそうな順じゃないかと思ったが、ルーマニアは違うよな。 さらに国民総生産なんかも持って来て、メダル1個当りいくらとか見てみようかと思ったのだが、面倒になったので、今日はここまで。