2000 10 22

テレビ三昧

曇天模様の空の下。 テレビ三昧。

午前中のニュース

ちょっと前に沈没したロシア原潜の遺体引き上げは、ノルウェーの設備を使って、これからやるのだそうだ。 乗組員は最初の爆発でほとんど死んだらしいと報道されていたのだが、実際はどうなんだろう。 ま、苦しみながらじわじわ死んでいくよりはましか。

俺が艦長だったらどうするだろう。 自分が、事故を起こして沈没した潜水艦の中にいるのだとしたら…

酸素と水と食料を無駄にしないために、もう助かりそうに無い重傷者に引導を渡す

…と、真っ先に思いついたのがこれ。 すまんが死んでくれ。

ザ・ノンフィクション

途中から見たのでつながりがよく判らないのだが、盲目の女の子が、老人介護の実習(?)をしていた。 あっちこっちぶつかったり、ひっくり返しそうになりながら、車椅子を押す。 それを後ろで見守る母親と、 「何事も体験して…」 なんてナレーション。 そりゃその女の子にとっては、珍しい体験ができてよかっただろう。 しかし、目の見えない非力な女の子に車椅子を押される側は、どうなんだろう。 俺が老人だったら、そんなのは嫌だ。 俺が施設の職員だったら、余計な気苦労が増えるだけで、やっぱり嫌だ。

未来の瞳

この時間に家にいるときは、必ずといっていいほど見る。 姫神のBGMと稲垣吾郎のナレーションがいい。 しかし、そこで取り上げられている子供には、と言うか、子供を取り巻く社会には、絶望的な気持ちになることもある。 夏休みに、友達の父親について、恐竜の化石を発掘に行った子供。 将来は恐竜学者になりたいのだと言う。 雨の中を、父親について竹を切りに山に入る子供。 時には学校を休んで父親の仕事を手伝わなければならない、貧しい生活。 この差が埋まる日が、いつか来るのだろうか。 もちろん、そのために俺は何もしないけど。

不祥事を起こして辞職した議員の補欠選挙に行ってきた。 俺は民主党の候補に入れたのだが、 「川田龍平の母」 がどの程度の票を集めたのかは、気になるところだな。

追記

川田龍平の母は、自民党候補を僅差でしのいで当選。 民主党候補の得票は、これらの半分程度だった。