二千円札について、
札の絵柄として源氏物語の 「鈴虫」 が取上げられている訳ですが、これは 「親子の関係にあることが分かったにも関わらず、互いの立場上対面することのできない冷泉院と光源氏」 の物語です。 この場面には源氏物語には珍しく男しか出てきません。 源氏物語は男女の恋模様を多く描いた作品であるのに、敢えて男しか出てこない 「鈴虫」 を選ぶのは変ではないか？ というのが問題であるようです。
そもそもこの絵柄が選ばれた理由が 「男女の逢瀬のシーンは紙幣に馴染まないから」 だそうで、それならば現代でいうレディコミの様な存在の源氏物語そのものがそぐわないだろう、それに、だからと言って 「名乗れぬ父と不義密通の末生まれた子(=鈴虫)」 は馴染むのか？ などという矛盾を孕んでいるそうです。
と、教えてもらった。 なるほど、そーゆーことか。 金額と同じぐらい中途半端なんだな。 まぁ、日本的といえば日本的なんだけど。 いっそ春画にしたらどうか。 ウタマロとかの。 んで、20歳未満は所持禁止。 酒やタバコやあんなことやそんなことの20禁関係は、この札でしか買えないようにする。 子供銀行券の逆、オトナ銀行券。 オ・ト・ナ。 なんか違う。
今日は川崎→浜松町。 明日も浜松町。 くそ忙しい。