2001 01 01

いきなり振り返る

快晴。 強風。 せっかく布団を干したのだが、ふっ飛びそうなので、早々に取り込んだ。

この頃の通知表ってのは、どんな風になっているんだろうか。 俺が子供の頃は、各教科の5段階評価とその他所見、親へのコメントで構成されていた。 で、俺の場合、成績とは別に通知表に必ず書かれていたのが、 「協調性に欠ける」 だった。 「欠ける」 「劣る」 「見られない」 という言葉に、 「やや」 「多少」 などが付いたりしていたが、同じことだ。 成績はまあよかったので、このマイナスが自分でも気になっていたんだろう。 いつだったか、母に、 「協調性って何?」 と訊いたことを覚えている。 もちろん、今は判る。 協調性の意味も、自分がそれに劣っていることも、今更それが変わらないことも。

「冷たい」 と言われることが多いが、それも多分この辺りに根ざすのだろうと思う。 なるべく優しくするように心がけているのだが、その 「見て、考えて」 する優しさは、なんて言うかこうぎこちないのだろう。 ソフトウェアと専用ハードウェアとの違い。 「掘った芋いじくるな」 と 「What time is it now ?」 との違い。 そんな感じだろうか。 ま、芋よりはましでありたいものだ。

遅い初日の出

家の窓から見る初日の出。 東はちょっと高くなっているので、日が出るのはすっかり明るくなってから。 あんまりありがたくない。

天気には無関係

エスカレータを降りるたびに数字が増えて、最後はB5。 つまり、三ッ沢上町駅のホームは、地下5階相当であるらしい。 ホームから改札まで、エスカレーターとは別に、階段が設けてある。 前からちょっと気になっていたその階段を通ってみた。 薄汚れた壁。 稚拙な落書き。 立ち入り禁止のドア。 Isabelle Adjani が美しかった映画 SUBWAY を思い出す… だけの間もなく、出口に辿り着いたのだった。