風邪悪化。
「射精」 という言葉。 長いこと男をやってきて今更のように思うのだが、 「射」 なんだよな。 そこだけ英語にすれば、動作を指して 「シュート」 、命令するなら 「ファイヤー」 と、なかなか勇ましい。 英語にする必要は全然無いのだが。
「射」 という字は、その現象を射撃に喩えて使っているのだろうと思う。 この言葉が使われるようになった時代によって、矢だったり鉄砲だったりするんだろうが、とにかく射撃。 要は、勢いよく飛び出すということだ。 で、疑問なのは、この先どんどん年をとっていったとき、いつまでも 「射精」 でいいのだろうかということだ。 年をとると、勢いが無くなってくるのではないかと思うのだ。 「射」 という字にふさわしい勢いが無くなれば、呼び名も変えた方がいいのではないか。 例えば…
20才頃の、まさに 「ファイヤー!」 という勢い。 しかも連射可な様を指して、射精。
40才を過ぎ、かつての勢いが無くなった、たらたらと流れ出るような感じを、流精。
60才を過ぎると、勢いはさらに無くなって、何となく漏れ出てくるような切れの悪さ。 このような状態を、漏精。
80才に至って、刀折れ矢尽きる。 かろうじて滲み出てくる、滲精。
…と、思いつくままに並べてみたのだが、表現が感覚的で、どうもすっきりしないな。 やはり体力測定のように、数字できっちり決めるのがいいか。
1mの高さから、射角0度(つまり水平)で出し、水平方向にどれだけ飛んだかを測る。
で、水平到達距離で1m以上を射精、50cm以上を放精、20cm以上を落精、それ未満を垂精、というように、距離によって名称を変えるのだ。 実際にこんな精力測定なんてやると、負けず嫌いの爺さんが、殆ど出ないのを振り回す勢いで飛ばそうとしたりするんだろうな。 ま、そんな爺さんは置いといて、俺はどうなんだろう。 この条件でやってみたら、どのくらい飛ぶのだろうか。 というか 「飛ぶ」 のかな。
頭が痛い。