2001 02 09

向井亜紀

ちらっと見ただけなのではっきりしないのだが、公共広告機構だと思う。 立ち話をする女2人の片方が 「子供は早い方がいいわよ」 と言うCMの1場面。 「悪気のない一言が相手を傷つけることもあるので気をつけよう」 と言いたいのだろう。

それで思い出したのが、今週の初めに朝のテレビで見た高田延彦と向井亜紀。 癌で入院して子宮を摘出するにあたって、離婚届を夫に渡したのだとか。 その理由が、 「高田延彦の遺伝子は遺さなくてはいけないから」 だそうだ。

番組では、これについてどう思うかアンケートを取ったとして、その結果を見せていた。 そのアンケートの項目の一つが、 「代理母を使っても子供が欲しいと思うか」 だった。 「も」 ってのが、いいね。

で、向井亜紀だが、彼女は夫が離婚に同意するとは思ってなかっただろう。 だからこそ、離婚を持ち出したのだ。 癌、手術、そして子供が産めなくなるという不安のために、 「それでもいい」 とはっきり自分を肯定してくれる言葉が欲しかったのだ。 遺伝子がどうなんて理由は、とってつけたものだ。 彼女は単に確かめたかったのだ。

と、伝聞に対して想像。 不確かなことこの上無しだな。

治りかけた風邪がまた悪くなったところに、仕事まで忙しくなったのだが、何とか落ち着きそうだ。