2001 04 28

そこで止めないでくれ

「北海道に住む18歳の男が、付き合いを絶とうとした(元?)メル友の主婦を茨城まで訪ねてきて殺した」 というニュースを見ていて、ちょっと気になったこと。

これまでの幸せな生活が、一人の勝手な男のために全て失われたんですよ

これは被害者の夫の言葉。 被害者はたいていそう言うし、言いたくなる気持ちは想像できなくもない。 でもやっぱり、この夫が幸せな生活だと思っていた日々を、殺された妻も同じように幸せだと思っていたのだろうか? というところは気になるな。 夫は、妻も幸せを感じていたと思っているのだろうか。 そこに自信をもてないからこそ、判りやすく全てを加害者のせいにしたいのかもしれない。 なんて想像は陳腐だけど。

「助けて、お母さんが死んじゃう」 っていう声が聞こえて、それから家のインターホンがピンポンピンポン鳴ったんですよ

これは、近所の人が、インタビューに答えていった言葉。 で、この人はドアを開けたのか? このインタビューがいつもここで切れるところから考えると、ドアを開けなかったんじゃないかと思うのだが。 もちろん、危険を冒してまでドアを開ける必要は無い。 安全だと確認できるまでドアを開けないのは正しい選択だ。 警察に連絡したのなら、それで義務は果たしていると思う。 でも、ドアを開けたのかどうかは、やっぱり気になるところだな。

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シクラメンはシクラマンの複数形?