2001 05 28

手話

目の前に座った女子高生が、靴下を履き替えていた。 いかにも学校推薦の短いのから、ルーズソックスへ。 ルーズソックスは褐色に汚れた縞模様ができていて、なんだか情け無かった。 ちゃんと洗えよ。

隣に座ったおっさんが読んでいた何かの資料(ちょっと古そう)によると、重度の聴覚障碍者が約40万人、そのうち20歳以下がおよそ1万人、ということだった。 人生80年として単純計算すると、20歳以下の人口が10万人いそうなものだが、実際には1万人。 つまり、ほとんどの人は、大人になってから障碍者となったのだろう。

で、手話ってのは、基本は仮名で、そこに漢字相当の意味を表すパターンが混ざっているというイメージなのだが、実際はどうなのだろう。 文章が全部平仮名でも何とか意味が通じるように、手話も平仮名相当だけで通じるのなら、それだけでも、ローマ字を教えるついでに小学校で教えたらどうか。 せっかく授業時間も減ったことだし。

と思ったけど、40万人ってのは、学校で一律に教えるには微妙な数字だな。

全然関係ないけど、 「愛は静けさの中に」 という映画で、英語の手話の 「I Love You」 を覚えた。 きっと死ぬまで使わない。