2001 08 24

メンタルヘルス

社内教育で、メンタルヘルスについての話を聞かされた。 話すのは、総務の爺さん。 使いもしない本をたくさん持ってきて、いかにも最近になって勉強を始めましたという雰囲気。

少数派や異端を排除せず、認めてあげること。 自分の意見を押し付けないこと。 頭ごなしに責めたりせず、話を聞いてあげること。 これらのことが大事です。 例えば、最近遅刻やミスが目立つ人がいたとしましょう。 その人に向かって 「何やってんだ!」 という言い方をしたのでは、言われた方が何かを話そうという気にはなりません。 しかし、 「最近元気ないけど、どうしたんだ?」 と訊いてやれば、相手も、 「あ、話を聞いてもらえるんだ」 と思って、楽になるのです。 これだけのことで、職場の雰囲気がよくなるのです。

…(中略)…

休日になると、午前中はごろごろして過ごしてしまう人が多いことと思いますが、そんな過ごし方は全くの無駄です。 せっかくまとまった時間が取れるのに、もったいない。 こんなときこそ、何か趣味を持つことが大事です。 大げさなものでなくて構いません。 年寄り臭いと思わず、ウォーキングなんかを早起きしてやる。 そんな簡単なことでいいのです。

と、爺さんの話は、大体こんな感じ。 話のはじめに 「こんなのは良くないよ」 と言っておきながら、後半で自らやってしまっているのが、なんとも情け無いところだな。 もう少し考えろよ。

俺の会社では、健康診断の再診率が6割近くなんだそうだ。 再受診の基準を若干厳しくしてあるので、実際に問題がある人は5割ぐらいだそうだが、それでも5割。 況や心をや。 爺さんの話はどうでもいいけど、心の健康に問題がある人がどれだけいるのかは、ちょっと興味があるな。

それ以外は1日中グループ討議。 「効率的に業務を進めるためには」 だとさ。 くだらない。