2001 10 08

攻撃開始

アメリカが(イギリスも?)タリバンへの攻撃を開始。

ちょっと前から、フィリピンで立ち上げようとしているシステムが泥沼になっていて、俺にも 「手伝ってくれないか?」 との話がきていた。 手伝うのは全然構わないのだが、問題はその手伝いをどこでやるかだ。 最初は、こっちからネットワーク経由で作業をしようかという話だった。 現地に行ってしまうと、俺が抱えている他のシステムで何かあったときに対応できなくなってしまうし。 しかし、それではやはり何かと不便であるという以上に、現地に行って集中的にやらないとどうにもならないところまで切羽詰っているらしい。 やっぱり行ってくれないか、ということになった。

そこに先のテロ。 このため、俺の会社では、海外出張が全面的に禁止になってしまった。 解禁になったときにすぐ行けるように、パスポートの申請をしたりしてはいるのだが、実際に行くことになるかどうかは、今のところさっぱり不明。 海外に行ったことが無いので、仕事ではあってもちょっと行ってみたいんだけどな。 と思いながらニュースを見てたら、タリバンへの攻撃開始。 さらに、 「フィリピンにはアル・カイーダにつながるテロ組織がある」 なんて言ってて、やっぱりちょっと行きたくないような。 ま、どっちでもいいや。 さっさと決めてくれ。

テロに対して取るべきは、 「テロでは何も変わらない」 という態度だ。 と、言うのは簡単だが、これを実践するのはなかなか難しいのだな。 例えば先のテロに対して、 「テロは確かに許されないことだけど、そこまで追い込んだアメリカも悪い」 なんて言った場合、テロにも(少しだけど)成果があったことになる。 そこまで追い込んだアメリカの非を改めて認識させたということは、テロによって、人の心にテロの目的に沿った変化を与えたこということだから。 ま、アメリカ人のほとんどが、国際法無視としか思えない報復攻撃を支持しているそうで、そんな心配はいらないか。

イタリアで飛行機事故。 百人ちょっと死んだらしい。