2002 05 03

ちょっとした興味

赤報隊を名乗るテロリストに、朝日新聞の記者が射殺された事件。 今日で時効となったそうだ。 事件は1987年5月というから、今から15年前か。 全然記憶にないな。 大して興味が湧かなかったんだろう。

ところで、アメリカがテロでやられたとき、朝日新聞は確か 「テロは絶対に許せない行為だけど、アメリカにも反省すべき点はあるのではないか」 と言っていたように記憶している。 では、自分達をターゲットにしたテロに対して、朝日新聞はどう考えているんだろうか。 悪いのは100%テロリストで、自分達に全く問題はなかったのか。 自分達にも反省すべき点があったのか。 あったとすれば、それは何なのか。 そこにはちょっと興味があるな。 ま、アメリカに対するテロと、朝日新聞に対するものとでは、かなり事情が違うんだろうけど。

元看護婦4人が、医療知識を生かして人を殺していた事件。 「強力な悪に引きずられて堕ちていく弱い人」 という構図のようで、これから明らかにされるらしい余罪も含めて、なかなか恐ろしくも面白い。

事件そのものとはずれるのだが、テレビでの報道の仕方も面白い。 容疑者の職業を 「看護婦」 と言うか 「看護師」 と言うか。 最近の改訂で、男女関係なく 「看護師」 に統一されているはずなのだが、 「看護婦」 と言っているところもけっこうある。 で、わざわざ 「看護婦」 と表現している場合、 「白衣の天使」 という言葉も一緒に出てきている。 いや、むしろ 「白衣の天使」 と言いたいが為に 「看護婦」 と言っているような雰囲気。 ま、その雰囲気は、俺が勝手に感じていることだけど。 ちなみに、これまでに俺の見た範囲では、セット率100%だよ。