2002 06 02

暑い

セネガルとフランスは、大方の予想を裏切って、初出場のセネガルが前回優勝のフランスに勝利。 アルゼンチンとナイジェリアは、得点王を狙うバティステゥータのゴールでアルゼンチンの勝利。 どちらも目の離せない緊迫した好ゲームで、さすがワールドカップという感じだった。 しかし、ドイツとサウジアラビアのゲームは無惨だった。 体格でもスピードでも圧倒的なドイツに、為すすべ無しのサウジアラビア。 次々と点を取られて、終わってみれば 8-0 という記録的な大差。

普段はサウジアラビアと聞いてもなんとも思わないし、中東の混乱した状況なんて全くの他人事だ。 なのに、同じアジアの代表として戦っているのだと思うと、なんだか応援したくなる。 そんな便宜的な枠組み、それも殆ど実感を伴わない枠組みであっても、同じ枠の方に気持ちが寄ってしまうのだな。 この気持ちはいったい何だろう。 くだらない。

コンビニのおにぎりを買ったら、中に人の指の肉片が入っていたのだそうだ。 おにぎり工場で作業員が指を切ってしまう事故があり、そのときに切り落としてしまった指の腹の部分が、売り物に紛れ込んでしまったらしい。 ま、何で入ってしまったのかはどうでもよくて、気になるのは、どの時点で指と特定されたのかだ。 食いついた断面を何となく見てみたら、そこに指があったのか。 なんだか変な味(或いは変な歯応え)を感じて、吐き出してみたら指だったのか。 見てすぐ指だと判ったのか。 変なものが入っていたと届け出て、調べた結果が指だったのか。 どうなんだ。

しばらく前、百草園のあたりを散歩していたときのこと。 腹が減ったので、おにぎりか何かを買おうとコンビニに入ったら、レジにいた女の子の手首の上から肘にかけて、切った跡と思われる傷がたくさんついていた。 「またリストカットしてしまいました」 なんて、傷跡の写真を公開しているのを見たことがあるが、それとよく似たズタズタの腕。 コンビニおにぎりとは関係無いのだが、このニュースを見ていて思い出した。 ま、どうでもいいか。

今日も暑い。