2002 08 02

落雷

激しい雷に、会社が停電した。 いつもならすぐに回復するのだが、今日は1分ぐらい停電したまま。 俺はバッテリーがまだ元気なノートパソコンで作業していて直接のダメージは無かったのだが、デスクトップタイプのパソコンはほぼ全滅だった。 ソフトウェア会社なんだから、UPSぐらい用意すればいいのに。

20年振りに紙幣のデザインが変わるのだそうだ。 「そうか、もう20年も経ったのか…」 と、なかなかに感慨深いのは、前回のデザイン変更のときのことを割とはっきり覚えているからなのだな。 当時の俺は、新しいデザインの紙幣を、 「なんか子供銀行券って感じだな」 などと思っていた。 きっと今度の変更でも同じ様に思うのだろう。 そうそう、あの時、古い紙幣の1セット(聖徳太子の壱万円と五千円、伊藤博文の千円、岩倉具視の五百円)をアルバムに挟んでおいたんだった。 まだあるかな。

少なくとも俺の周りではあまり知られていないことなのだが、紙幣のデザインは一度マイナーチェンジしている。 今から10年ぐらい前だろうか。 理由はもちろん 「偽造防止のため」 で、うっかりしていると気がつかないような、小さな変更が行われた。 変更されたのは、次の3点。

  1. 「LB688351L」 のような番号の色。

    これが青っぽいのが古いタイプで、茶色っぽいのが新しいタイプ。 ちなみにこの番号は、手元にあった一万円。

  2. 文字や枠の縁取り。

    新しいタイプは、小さい字で 「NIPPON GINKO」 と書いてある。 一万円札なら、雉の描いてある側の一番下。 千円札だと、1000という数字の縁取りだったかな。

  3. ハンコみたいなののインクが、特殊なものに変わったらしい。

    変わったらしいのだが、具体的にどんなものに変わったのかは知らない。 これは、うっかりして無くても気がつかないか。

新しいのは、五千円が樋口一葉、千円が野口英世。 ちらっとみたのだが、なんかどっちも貧乏臭い。 特に樋口一葉。 もうちょっと何とかならないかな。 アルカイックじゃなくて、大爆笑する樋口一葉とか、どうだろう。