2002 08 17

未練

家の前を救急車が走っていく。 テレビでは交通事故のニュース。 そのニュースを見ながら思う。 俺がもし事故に遭ったら…と。 俺がもし事故に遭ったら、その場でくたばるわけにはいかない。 最後の命を振り絞って、這ってでも家に帰らなければいけない。 這ってでも家に帰って、あれとあれを処分しなければ。

巨乳さんは嫌いなわけではないが、大きければいいってもんじゃない。 じゃなくて、評価ポイントは胸だけではない。 水野美紀は貧乳だが、俺は好きだ。 テレビの中の彼女を見ながら、 「もっと胸があったらなぁ」 と思うことは多々あるけど、Iカップ 103cm!の根本はるかと水野美紀のどちらかを選べと言われたら、迷わず水野美紀を選ぶ。 つまり乳離れである。 人は乳のみで生きるにあらず。 乳のみで生きるのは子供である。 大人の俺は、乳をオカズに生きていくのだ。 って、なんのこっちゃ。 「乳離れ」 をひっくり返すと 「離れ乳」 になって、なかなか嫌な感じですな。

遊星からの物体X

浅川の土手を散歩していて、ふと足下を見ると、こんなことになっていた。 花弁(?)から、うねうねと伸び広がる怪しい糸。 なんだこれ?

馬鹿専

せっかく細く見えにくい糸で作った巣に、やたら目立つ白い帯を作って台無しにしてしまった、お馬鹿な蜘蛛。 と思ったのだが、厳しい淘汰の中をこいつが生き延びているところを見ると、これはこれで何か役に立つのかもしれない。 これを枝か葉に見立てて、昆虫が間違えてとまるのを待っているとか。 とすれば、こいつに食われている方がお馬鹿なのだな。 お馬鹿な蜘蛛じゃなくて、お馬鹿専門の蜘蛛。 馬鹿専。

カメムシ

交尾中のカメムシ。 交尾にそんなに時間はかからないと思うのだが、いつまでもこの非常に動き辛い、つまり逃げ難い状態でいるのは、他のオスにメスを奪われないための工夫ではないかと思う。 捕食者に襲われるリスクを大きくしてでも、他のオスにメスを渡さない姿勢。 「他の男に君を奪われるより、二人一緒の死を選ぶ!」 なんて、迷惑なまでに濃い愛。 或いは、カメムシ版の膣痙攣。