上海：いい人
今日もいい天気。 テレビはNHKニュース。 ヨーロッパで活躍する日本人サッカー選手。 と思ったら、 「放送権の関係で映像を表示できません」 と、写真をバックに音声だけの放送。 放送できないならしなきゃいいものを、中途半端にやるもんだから、かえってストレスが溜まる。 それでもそのままぼーっとテレビを見ていて、はっと気がつくともう待ち合わせの時間。
慌ててロビーに下りたのに、肝心の待ち合わせ相手がこない。 しょうがないから一人で先に行く。 で、歩いていたら中国人に道を訊かれた。 正確に言うと、地図を広げて見せ、あっちこっち指差して見せるところから、道を訊かれているのだと判断した。 言葉はさっぱりわからない。 しかしまぁ 「訊けば優しく教えてくれそうないい人」 という俺のオーラは、中国人にも感じ取ることができるのだな。
昨日に続いて機能の説明。 午前中で終わるつもりだったが、なんやかんやで4時ぐらいまでかかる。 その後、ゲンチャーズがすでに作っているマスター関連の画面の動きを見せてもらって、ちょっとケチをつけて、今日の作業は終了。 隣の部屋では、日本人留学生による日本語教室が開かれていた。
ゲンチャーズ全員と食事に行く。 当然だが、言葉がほとんど通じない連中と飯を食っても、楽しくない。 向こうも同じだろう。 そういった接待は俺には全く無用なのだが、中国人的感覚では、このあたりは譲れないらしい。 いや、これは日本でも同じか。
その後、日本から同行した上海人に連れられて東方明珠に行く。
テレビで上海が取り上げられるとき、必ず出てくるのがこのテレビ塔、東方明珠。 世界第3位の高さ468mということだが、下から見ると、あまり高さを感じないな。 とりあえず、267mにある展望室まで登ってみた。 料金は50人民元。 エレベーターに乗る前に、金属探知のゲートをくぐらされる。
東方明珠の展望室から見た、上海の夜景。 昼間の景色は、空気が汚れ気味なこともあって今一つだが、夜景は綺麗だな。 ライトアップされた建物の手前の川は長江。
ブレードランナー風味。
テーマパーク風味。 この辺りの建物は、はじめから夜景の一部として設計されているような気がするな。
さて、明日は帰国。