2003 01 20

タイ:タイ料理は駄目かも

朝の7時にホテルのロビーで待ち合わせて、現地人が運転するワゴン車で出勤。 1ヶ月の貸切タクシーなんだそうだ。 メーター走ではないタクシーの多くは、社有ではなくて私物らしいが、このワゴンもそうだろうか。 けっこう襤褸い。 けど、まあ、こんなもんだろう。

工場までのおよそ1時間。 車の窓から眺めるバンコクの朝は小型バイク。 きちんとヘルメットをかぶってゼッケンをつけているのは、バイクタクシー。 信号待ちの最前列には、子供から大人までいろんな人を乗せたバイクタクシーがずらりと並ぶ。 ヘルメットをかぶっているのはドライバーだけで、ほとんどの客はかぶらない。 タクシーじゃないらしいバイクも、ヘルメット無し。 気持ちよさそうに走っている。

作業初日の午前中は、ネットワークその他の環境設定で終わる。 連れの持ってきた新しいノートPCがどうやってもネットにつながらず、日本から前に使っていたものを送ってもらうことにする。 が、ノートPCを国外に宅配便で送るのは、けっこう面倒な手続きが必要らしい。 まさかこんなことで躓くとはね。

工場の食堂は、よく言えばオープンカフェ。 食堂の中を、蝿どころか雀までが自由に飛んでいる。 食事は、出来合いのものを皿に取るのと、注文して作ってもらうのとの2コース。 何がどんなものなのかさっぱりわからないので、注文は人任せ。 で、出てきたのは、やたらとニンニクの利いた炒飯とスープ。 無駄にエネルギッシュな感じ。 スープは噂のパクチー入りだが、想像していたほど酷いものじゃないな。

夜はソンブーンというタイ料理店。 結構メジャーな店らしい。 海老の団子と、海老のニンニク焼きが美味い。 トムヤムクンは駄目。 必要以上に酸っぱくて辛いスープが駄目。 具の海老を食べておしまい。 もう食べることはないだろう。 パクチーを生で食べてみた。 昼に食ったスープに入っていたものとは比べ物にならない強烈な味。 食えたもんじゃないな。 米の上に何かあると思ってよく見たら、小さな芋虫だった。 米といっしょに炊かれて、ふっくら、ぐったり。

店内には、タイ人の女の子を連れた日本人のおっさん(じーさん)が目に付いく。 見た目にあまりいい感じはしないが、それはこっちが男ばっかりだからかもしれないな。 そーゆー女の子のほとんどが、所謂風俗嬢なんだそうだ。 連れの一人が 「あーゆー人は、日本じゃ誰も相手にしてくれないんだろうな」 と言っていた。

朝

ホテルの窓から見るタイの朝。 靄がかかっているのは、排気ガスのせいだろうか。