2003 02 14

タイ:バレンタイン

今日はバレンタイン。 全身仏教徒のタイ人も、こういったイベントは歓迎らしい。 これがタイで一般的なのか、それともこの工場だけなのかは知らないが、女の子は、ハート型に切った小さなシールを配っていた。

帰り道は、高速道路から既に大渋滞。 バレンタインと週末が重なって、みんながバンコク市内に出かけてくるかららしい。 普段なら1時間で帰るのが、今日は2時間かけてやっと高速を降りるところ。 これでも、強気で強引な運転手のおかげで、かなり早かったんじゃないかと思う。 タバコを吸う人のタバコ、酒を飲む人の酒と同じ、口実になれば意味なんかどうでもいいんだって判ってはいるんだけど、さすがにここまで来ると、 仏教徒が浮かれてんじゃねぇ! と、文句の一つも言いたくなる。

庶民の家

バンコク市内では、一軒家をほとんど見かけない。 集合住宅ばかり。 たまに見かける一軒家は、かなり老朽化している。

集合住宅とは全然関係ないが、 「バンコク」 ってのは外国人向けの通称で、タイ人はこの街のことを 「クルンテープ」 と呼んでいる。 正式名称は、 「クルンテープ・マハーナコーン・アモーン・ラタナコーシン・マヒンタラーユタヤー・マハーディロックポップ・ノッパラッタナ・ラーチャターニー・ブリーロム・ウドム・ラーチャニウェート・マハーサターン・アモーンビーマン・アワターンサティト・サッカタットティヤ・ウィサヌカム・プラシット」 と、やたら長い。 しかも、この長い名前の全てが、 「すばらしい都」 なんて褒め称える言葉の繰り返しらしい。 しょうがないなぁ…

屋台の1

道端には屋台がたくさんある。 屋台の周りには必ず犬がいる。

屋台の2

肉料理の屋台では、大きなフックに肉を吊るしてある。 その肉は埃と排気ガスに曝されているのだが、そんなことは誰も気にしない。

タイの人たちは、家で料理することは少ないそうだ。 特に夜は、屋台で食べることがほとんどなんだとか。

タクシー

週末とバレンタインが重なって、バンコク市内に向かう道路は大渋滞。 ようやく市街地まできたものの、信号もなかなか青にならない。 ふと隣のタクシーを見たら、後ろのドアの窓に、日本の車庫証明が貼ってあった。 盗難車?

いよいよ明日は帰国。