2003 11 11

鯉に思うこと

会社の食堂では、今日のお勧めが 「牡蠣のオイスター・ソース煮」 だった。 自己完結に牡蠣尽くしなこのメニューが、ちょっと面白かった。 食べなかったけど。

イスラエル辺りに由来するらしい鯉ヘルペス。 国内では霞ヶ浦だけかと思ったら、他でも死んでいるらしい。 大量に死んでいる姿は、その姿そのものよりも、臭いを想像して気持ち悪くなる。 でもあの映像は 「こんなに大漁です!」 なんてナレーションが似合いそうで、実際そう思って見るとけっこう平気かもしれない。 可哀想だとはほとんど思わない。

今はもう遠い昔、女の子に、足の親指をぱくっと銜えられたことがある。 ゾクゾクした。

人に餌付けられた大きな鯉が、水面から口を出してパクパクやっているのを見ると、その口に足の親指を銜えさせてみたくなる。 そう思うようになったのが、彼女に指を銜えられてからか、それとも、もっとずっと前からそうだったのか、今となってははっきりしない。

今日も雨。