2003 11 15

やっぱり子供はいらないか

昨日はグループの飲み会だった。 グループの4人と、庶務さんと、協力会社の2人。 庶務さんは、もうすぐ4歳になるという娘を連れてきていた。 夫が帰るまでの時間、家に一人残しておく訳にはいかないのだろう。

子供は、最初こそ照れくさそうにしていたものの、すぐに馴染んで、俺も含めたおっさん連中に纏わり付いていた。 背中から、横から、果てはテーブルの下にもぐりこんで足から。 たまに庶務さんから 「あんまり言うこと聞かないと、パパを呼んでつれて帰ってもらうよ」 と叱られるものの、それ以外の人からは、何をやっても笑顔だけで許される状態。 その場の誰からも可愛がられて、もはや向かうところ敵なし。

そんな風に誰からも何をやっても可愛がってもらえるのは、このぐらいの子供の持つ当然の権利だろうか。 そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。 いずれにしても、俺が子供のはしゃぎっぷりに耐えられるのは、その場だけの僅かな時間しか接しないからだ。 あれが自分の子供で、あの調子で四六時中付き纏われたら、ただただ鬱陶しいだけになるんじゃないかと思う。 「そうならないように躾ける」 と言うのは簡単だが、できるかな。 俺にできるのは、まるっきり放置するか、度を越した厳しい躾けでいつもおどおどと人の顔色を伺うようにな子供にしてしまうか。 おどおどする様子にまた苛立ちを募らせるという、どうしようもない悪循環の予感。

そしてテレビは、今日も虐待死のニュース。