2003 12 30

来年こそは

確か一昨日、眠ってる間に初雪が降ったらしいのだが、その翌日からずっといい天気。 冬とは思えない暖かさ。 今日も、窓際の陽だまりでうとうとして、地味に幸せ気分。 このうとうとが、綺麗なお姉さんの膝枕だったりすると、もっと幸せなんだけどな。

膝と言えば、道行く名古屋のお姉さま方は、スカートが短かったなぁ。 これがもう、びっくりするぐらい短かった。 しかも、足の綺麗な人限定。 自身の長所をアピールするに容赦無しなのだ。 短いスカートは女子高生で見慣れているはずなのだが、これが制服じゃないと、凄いインパクトなのだな。 ま、アイドルでもないそこらの女子高生は、そもそもあんまり惹かれないし、脚も今一つ太すぎるか細すぎるかだしね。 それでもやっぱり、見えそうだと目が行ってしまって、後で可愛くないと気付いて騙された気分になったりするんだけどね。

出張に行く前、2年目の子にちょっとしたプログラムを作らせていたのだが、こいつがとにかく初めてやることに臆病で、ちょっと困ってた。

「フローチャートも作っといて」

「フローチャート… ですか…」

「え? 知らない?」

「いえ… 知らないことは無いですけど…」

「けど? どうしたの?」

「知らないことは無いんですけど、業務で本格的に書いたことは無いんです」

「何だよ本格的って。 本格的だろうが、お遊びだろうが、使う要素は同じだろ?」

「それはそうなんですけど… やっぱり…」

もう一事が万事、こんな感じ。 それでも、妙なプライドはあるようで、馬鹿にされることには敏感だったりする。

「俺には、何が判らないかが判らないんだけど。 何か難しい?」

「はい… その… どうしたらいいか…」

「結局のところ、初めてだってことだけが問題なんじゃないの?」

「それは… 言ってしまえばそうなんですけど…」

「だったらまずやってみようよ。 何でそんなにビクビクしてるんだよ」

「ビクビクしてるって… それは、ひょっとして馬鹿にしてるんですか?」

なんて。 俺は、馬鹿にしてるんじゃなくて、苛々してるんだけどね。

俺もさすがに、いきなり難しいことをさせるつもりは無い。 ちゃんと順を追ってやらせてるつもりなんだけど、それでもまあいろいろと、気になることがあるんだろう。 性格ってのは厄介なもので、気にするなと言われたところで、やっぱり気になるものは気になるのだ。 それがいい方に働くこともある。 いい方に働いて長所になることもあるのだが、現状、彼のその性格はマイナスなんだよな。 これがいつか、名古屋のお姉さんのように、どんなに寒くてもミニスカートで見せたい脚になるのかなぁ。

彼には悪いけど、一緒に仕事をする人なら、初めから綺麗な脚を持っていてくれるとありがたい。 いや、喩えじゃなくて、本当に綺麗な脚の美人だともっといいな。 で、逆に俺が怒られたりして。 「もう! 駄目じゃないですか!」 なんて。 うむ。