2004 01 20

インフルエンザかな

風邪で休んでいる。 深夜に帰って寝るだけ、休日も仕事という日々が続いて、疲れが溜まっていたのだろう。 土曜日、やっぱり仕事している間にだんだん寒気と頭痛がしてきて、早めに切り上げたものの家に帰ったところでダウン。 そのまま今日まで。 今に至って、頭痛と発熱は少し治まってきたので、明日には回復するだろう。 しかし、熱を測って38.9度だったときには、本当にびっくりしたな。 たいてい風邪を引いてもあまり熱が出ないのでね。

仕事、溜まってるんだろうなぁ…仕事はもう愚痴しか出てこない。 風邪でダウンしている日曜の夜10時に、 「ちょっと遅いですけど11時からレビューをやるんで、来てほしいんですけど」 と言われたりして。 もちろん行ける訳無いんだけど、仮に健康だったとしても、何が悲しくて夜の11時からなのか。 ま、これは特殊ケースだが。 最近声を大にして言いたいのは、みんな 文章が下手 ってこと。 今、いろいろ仕様書を書いているのだが、これがもうね。 そもそも仕様書として中身が足りないのは論外として、文章で表現するという能力に根本的に欠けているんじゃないかって疑ってしまう。 まず日本語としてどうかってところから指摘しなきゃいけない人がいたりして。 もちろん、もっとまともなレベルの人もいるのだが、その人達にしても、判り易さという点では今一つ…二つ…三つ… 「自分でも判り難いとは思ってるんですけど、どう書いていいか難しくて」 ってのは、まだ救いがあるが、判り難い文章を判り難いと認識すらしていない人がいて、こーなるともうどうしようもないのだな。 国語教育の質の低下のせいか、活字離れのせいか、まぁ原因はどうでもいいからとにかくしっかりしてほしい。

活字離れで思い出した。 最近読んだ本。

リカ 五十嵐貴久

ホラーサスペンス大賞の第2回大賞受賞作品。 しばらく前、妹から 「すっごく怖かったから」 と薦められたもの。 読んでみると、確かにエピローグは怖い。 しかしそのエピローグは、単行本化に当たって加筆されたところなんだそうだ。 気になるのは、 「座敷女」 との類似性。 俺には、座敷女の設定を若干変えて話を膨らませたものに見える。 極端な話、パクリと言われてもしょうがないのではないか、と。 ホラーサスペンス大賞の審査員が座敷女を知っていたら、これを大賞として選んだだろうか。

その他、見るともなしに見ていたここ数日のニュースから。

西宮神社は開門神事の一番福男が、福男を返上。 仲間が組んで他の走者の妨害をしたことに抗議が殺到してのことだとか。 で、笑ったのは、問題の駆けっこの映像にボカシが入っていること。 そのシーンだけでなく福男のインタビューまで散々流しておいて、いまさらボカシをいれても、ねえ。 そうそう、日本テレビだけは、ボカシ無しで元福男の映像を流していた。

「イラクでは、日本の自衛隊が来ることで、自分たちに仕事ができるのではないかという誤解が広まっています」 とコメントしていた特派員がいた。 彼は、その誤解を解くために何かしたんだろうか。 その場で、それは違うんだってことを言ったんだろうか。 傍観することが混乱を深めるとわかっていても、やはり傍観するだけなんだろうか。 もっともらしいことを言いながら。

明日からまた寒くなるらしい。