2004 03 17

女子マラソン

オリンピック女子マラソンの選手選考で、高橋尚子が落選となった。 単純なタイムだけによる比較だと、確かに高橋は4番目。 実績を除外したタイムだけのこの選考を、陸連は 「明確な基準による選考」 だと言っているようだが、問題は、その明確な基準が、選考の場まで決まっていなかったことだ。 けどなぁ…選考レースを今の4本から3本に絞って、それぞれのレースの優勝者を代表とする。 コースや気候に関係なくタイムで選ぶことを始めから明確にし、その基準で上位3人を代表とする。 じゃあどうすればいいかと言われてまず思いつくのはこの2つだけど、どっちもつまりは 「どのテレビを切るか」 ってことで、特に今みたいな景気の悪いときには難しいんだろう。

ま、高橋が代表かどうかはどうでもいいんだけどね。 興味はむしろ代表選手3人に不細工さんが一人混じっていること。 他の2人も大した事はないんだけど、土佐礼子だっけ? 彼女はかなりのものだからね。 何年か前のスピードスケートの時のように、可愛い方だけクローズアップしてたら不細工な方がいい成績、なんてことになってしまったときのマスコミの扱いとか。

よくよく考えてみると、女子代表が全然駄目で男子代表が好成績でも同じことか。 ほとんどのニュース番組が、このニュースを報じた後に男子代表に触れて、 「女子と比べると陰が薄くなってしまった」 なんて言ってたけど、陰を薄くしているのは自分たちだろうに。 ま、影が薄くてもいいんだけど。 本当にどうでもいいし。