2004 07 25

微妙に毒されて

出張で東京にいらっしゃったお姉さまと、今日は六本木ヒルズで半日デート。 鉢植えの観葉植物を見て、よちよち泳ぐ鴨の子を見て、キラキラ光る食器を見て、波々に焼き目のついたサンドイッチを食べて、展望室でぶらぶらしているうちに日が沈んで、気がつけばすっかり夜景。 眼下にきらめく様々な明かり。 遠くに花火。 そんな明かりの下に暮らす人々の悲喜交々を、お姉さまは、 「みんなきっと大したこと考えてないよ。 『お腹すいたなぁ』と、『美味しかったなぁ』ぐらい」 と容赦なく軽く総括して笑ってた。

食器売り場には、念力で曲げたようなスプーンがあった。 俺は非常に心惹かれたのだが、お姉さまにはまったく不評。 「微妙に不愉快」 なんだそうだ。 そこがいいのに。 帰りに買おうと思っていたら店がもう閉まってたので、後日あらためて買おうと決心したのだった。 ちょうど来週から浜松町に出張だし。

蜘蛛

大きな蜘蛛の陰を見て、なんだかゾルダムが食べたくなった。 蜘蛛とゾルダム。 共通するのは、悪の秘密組織っぽい響き。