2004 09 14

ああ眠い

「よかったね、大丈夫だった?」

たぶん 「テレビの力」 だと思うが、テレビをつけると、家出してた子と母親が数年振りに再会したところだった。 で、そのときに母親が最初にかけた言葉がこれ。 娘がいなくなったのが家出だと判っているのに、まるで救出された人質にかけるようなこの母親の言葉。 ま、家出したのは中学生の頃らしくて、だから親の中では 「娘は騙された」 で確定なのかもしれない。 しかし、数年も一緒に暮らしている中で騙し騙され続けることなんて不可能だと、結婚生活も長い母親なら判りそうなものだがな。 娘のこととなると別なんだろうか。 母親の中では、娘の判断力はいつまでたっても子供のまま。 男は加害者で娘は被害者。 さらに言えば、娘が騙されて出て行ったのだとすれば、自分が 「子供に家出されてしまう(無理解な)母親」 であることを認めなくてもすむ。 そんな母親の意識は、再会した直後はいいにしても、やがてまた娘の反発を招くのではないかなぁ…と、結婚したことも無いのにいろいろ決め付けて、余計な心配をするのだった。 ま、缶チューハイ片手の心配は、すぐに眠くなってどうでもよくなるんだけど。

それにしても眠い。 忙しさはそれほどでもなくなったんだけど、家に帰るとただもう眠い。 疲れが溜まっているのかな。