2005 08 09

郵政民営化法案否決

郵政民営化法案は否決され、衆議院は解散。 選挙は9月。

賛成派と反対派のチキンレースという状況だったので、法案そのものよりも決着に興味があった。 なんとなく、ぎりぎりで可決される気がするなぁ…でも、否決されて党が分かれた方がすっきりするよなぁ…なんて思ってたんだけど、否決されちゃった。 面白いほうに転がった訳だ。

しかし、実際に分裂するとなると、元自民党議員の対立候補として芸能人なんか担ぎ出すんだろうなぁ。 「難しいことは当選してから勉強します」 なんて平気で言っちゃうようなのが。 そもそも立候補するような奴から選ばなきゃいけないってのが民主主義の根本的な問題なんだけど、ま、それは言ってもしょうがないことか。

選挙が近くなると、テレビはきっと 「選挙に行きましょう」 なんて言い出すだろう。 「もっと関心を持って」 とか。 そうやって議員を送り込んだ先の国会を、常日頃コミカルで駄目っぽい演出で見せておいて、 「選挙に関心を持て」 も無いものだと思うが、その辺りについてはどう考えているんだろうか。 やっぱり、面白けりゃいいのか。 得意の緊急世論調査で訊いて欲しいものだな。

政治への関心の低下について、どちらが大きく影響していると思いますか?

  1. 政治家そのもの
  2. マスコミによる政治家の報道の仕方

そうそう、郵政民営化そのものには、俺は賛成する。 反対派の議員は、 「民営化すると、過疎地などが切り捨てられる」 なんて言うけど、だったらそういったところだけを国なり県なりで面倒を見ればいいのだ。 生活保護みたいに。 その杜撰な実態管理に文句はいっても、弱者保護の制度を設けることそのものについては、そんなに文句は言わないよ。