2005 10 16

文化祭

土曜日だというのに仕事。 しかも徹夜。

6時半ぐらいに仕事を上がって、そのまま横浜の妹のところへ。 7時ぐらいに着いて、朝食。 そう言えば、昨日の昼にコンビニで買ったオニギリを食って以来、何も食ってなかったんだった。 こんなとき、作って貰えることを凄くありがたく感じる。

暫く眠ろうと横になったのだが、うつらうつらし始めたところで起こされた。 「間に合わなくなるから、ちょっと急いで」 なんて。 で、ようやく自分が今日ここに来た理由を思い出した。 荷物持ち。 今日は横浜市西区の文化祭だそうで、母も琴の演奏をする。 その琴を運ぶのだった。 んで、琴だが、これが結構重い。 母のはちょっと小さめなのだが、それでも重い。 徹夜明けの体には、それはもうずっしりと。

文化祭というけど、実態はまあ隠し芸大会みたいなもの。 公会堂のステージでの発表なのだが、観客は身内やご近所さんだし、発表内容もコーラスとかフラダンスとか民舞とか。 今更言うまでもないことだが、歌うのも踊るのもおばさん。 ほとんどお婆さん。 ステージ中央に進み出る姿に 「土俵入り」 という言葉を思い浮かばせるような。

そんなのに比べると琴の演奏はだいぶマシな方だったと思うのだが、これはまあ趣味の違いか。 琴は10人ぐらいで2曲の演奏。 1曲目はまあまあ、2曲目は素人にも明らかな不出来だった。 1曲目の 「まあまあ」 という評価も、贔屓目ってものなのかもしれないが。 けどまあ、上手くできたかどうかなんて、やっている当人たちにはあまり関係ないことなんだろう。 もちろん上手くできた方がいいに決まっているが、大事なのは 「やった」 ということなんだろうと思う。 演奏した当人達も、 「2曲目は駄目だったよね」 と言うのだが、その表情がとても楽しそうだった。 発表前は凄く緊張していて、演奏中も全く余裕が無い顔をしていたのに、いや、だからこそなのかもしれないが、発表の後はいい表情をしてたんだよなぁ。 あんな楽しそうな表情を見ていると、たまに重たい思いをしてもいいかなと思う。 たまにで十分だけど。

疲れたよ。