2005 10 22

断絶の日々

帰ったら寝るだけの毎日が続くと、世間というものにどんどん疎くなるのだな。 ということで、今日に至るまで知らなかったことを幾つか。

地震

パキスタン辺りで、震度7だかの地震があったらしい。 海外の地震のニュースって、1万とか2万とかって単位で人が死んでたりして吃驚するのだが、今回のはどうだったんだろう。 あんまり治安の良くなさそうな所だし、ちょっと前の津波の被害も残ってそうだし、日本人はあまりいないだろうってことが、不幸中の幸いか。 ゲンチャーズにとっては不幸の上塗りだろうけど。 実際どうなんだろう。 日本人の被害者はいたのかな。

パキスタン程じゃないが、ここ日本でもちらほらと地震があったらしい。 「らしい」 と言うのは、気が付かなかったから。 東京では先週に震度4の地震があったそうだが、全然気が付かなかった。 俺は地震には結構敏感な方なんだけどな。 ちょうど外を歩いていた時だったんだろう。 ま、気付かずに済むなら、それに越したことは無い。

靖国参拝

小泉君、公約通り参拝したらしい。 で、やっぱり中国と韓国が反応したらしい。 外相会談の延期(中止?)とか、小規模なデモとか。 こーゆーとき、テレビだと 「アジア諸国の反発が必至の状況で参拝」 と、参拝することが悪いことであるかのように表現されるのだが、ではそのアジア諸国(と言ってもピンポイントで中国と韓国)の反発が無かったとしたら、参拝の是非はどうなのだろうか。 それでもやはり軍国主義への道だからと反対し、 「軍靴の足音が聴こえる」 なんて幻聴の報告をするんだろうか。 それとも、ニュースにならないからと放置するんだろうか。

テレビと言えば、TBSだったかな。 遺族会の人に、首相の参拝についてどう思うかインタビューしたのを放送するのに、質問の答えが 「参拝のやり方はどうかと思うが、よく参拝してくれたと感謝している」 だったのを、後段を切り捨てた 「参拝のやり方はどうかと思う」 というテロップをつけていたんだそうだ。 同じようなことを石原都知事の発言でやって謝罪する羽目になったのに、全く懲りないんだね。 相手が都知事じゃないから大丈夫と踏んだのだろうか。

ま、こんな事であっちこっちからあれこれ言われないためにも、変に交渉のカードとされないためにも、俺としては 毎日参拝 を勧めるね。 いっそ住め。 靖国神社が首相官邸。

そうそう、今月から上海に赴任した会社の後輩がいたんだった。 こんな下らないことで嫌な目に遭ってなければいいのだが。

殺人依頼

不倫相手の男の奥さんを殺して欲しいと、ネットで殺人を依頼。 ところが、指定の金を振り込んだものの、何時まで待っても殺されない。 ひょっとして騙されたんだろうか? と警察に相談して捕まった女の人がいたそうだ。 立場は逆(愛人を殺してくれと依頼した奥さん)だったかもしれないが、ま、どっちにしても馬鹿だよな。 しかし、ただ馬鹿にして終わるには、ちょっと恐ろしくもある。 復讐のためなら、自分が傷付くことも厭わない、その精神の在り様がね。 この人が特殊なのか、これが人ってものなのか。 今回の例は傷付くどころか破滅に近い訳だが、そこまで極端じゃないにしても、同じような傾向の人が結構いそうな気もするな。 渡る世間は鬼ばかり。 ウラミハラサデオクベキカ。

恐るべきは、殺人サイトで詐欺が成り立つってことか。 騙されたと判っても、殺人依頼をしたとなれば、警察に被害を届けることはできない。 こちらが捕まれば顧客リストなどから依頼者が判ってしまうかも知れず、だから被害者は密告するわけにもいかない。 なんて、詐欺の側は目論んでいたんだろうか。 それはつまり、殺人の依頼をするような常識を踏み越えた奴に、一般人レベルの常識的な判断力を求めるってこと。 破綻は必然か。 いや、すぐに破綻することを前提に、数件でまた形を変えるつもりだったのかもしれない。 いやいや、そもそも成り立っていたんだろうか。 今回が初めての依頼受付で、いきなり失敗したのかもしれない。 どうなんだろう。 ま、どうでもいいか。

今日も雨。