2006 03 24

もうちょっと知る権利

民主党の永田君が、情報提供者の名前を公開した。 あまり評判の良くない元週刊誌記者だとか。 それはどうでもよくて、俺が気になったのはこれに対するマスコミの反応。

守秘義務を持つ人から記者への情報提供があり、それが裁判の焦点になった場合、記者は取材源の秘匿を理由に証言を拒否できない。

この、つい先日の読売新聞記者に対する判決に対して一斉に反発した新聞各社が、なぜ異議を唱えないのか。 取材源の秘匿が、 「官の不正腐敗を暴くために必要」 だと主張するなら、今回の件も秘匿すべきだと主張しろよ。 結果的に虚偽情報ではあったが、その責任はその情報を使うと判断した永田君が負うべきだ。 本当ではなかったから、本当だと証明できなかったから、情報提供者の名前を出すってのは、単なる責任逃れだって言え。