2006 04 06

被害者

朝が遅いので、早く帰ると勤務時間が足りなくなってしまう。 しょうがないから、これといってやることも無いのに残業。 一気に取り戻すつもりで、今日は9時ぐらいまでやってみた。 その帰り、府中駅で電車を待っているときのこと。

本日、台田橋付近の踏み切りで自動車との接触事故がありましたため、ダイヤ大幅に乱れております。 次の電車が、下りとして確実に運行する最後の電車です。 どなた様もこの電車にご乗車なさいますよう、お願いいたします。 これ以降の電車の運行の見込みは立っておりません。

もうちょっと欲張って時間を稼ごうとしてたら、最後の電車に間に合わなかったのだな。 危ないところだった。 もっともこの電車も、その後の各駅で長い時間停まっていたので、家に帰るのは随分と遅い時間になったんだけど、帰れないよりはマシ。

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売春がテレビで取り上げられるとき、売る女は被害者で買う男が加害者だとされることが多い。 少女売春は特にそう。 もちろん、テレビの側の人(司会者だとか)が直接言うのではなく、そういったことを言う人をコメンテーターとして集めてきて言わせるのだが。

そーゆーのを見て思うのが、これをテレビ番組についてもやらないかなってこと。 子供が事件を起こすと放送を中止するような番組(殺人事件とかタレント虐めとか)を何度も作るのも、そんなものを好んで見る人がいるからだ。 低劣な番組は、低劣な視聴者からの被害の結果として生まれるものなのだ。 ついでに言えば、犯罪を犯すにあたって 「テレビを真似た」 なんて言う子供も、低劣な視聴者の被害者だ。 低劣な視聴者は、無自覚な加害者なのだ。 なんてさ。