2006 04 12

桜満開

連日の雨。

昨日は風も強かったらしい。 JRは、強風のために3時間近く運転見合わせだったんだそうだ。 今日のゲンチャーズは、 「昨日、ちゃんと帰れました?」 が挨拶だった。

もっとも今日は、朝にちょっと雨が降ったものの、昼頃にはすっきりくっきり快晴。 暖かい。 川沿いの桜は満開。 桜の下を歩く人の中には半袖もちらほら。 せっかくだから、仕事を早く切り上げて、川沿いを富山城まで散歩してみた。

富山はもっと都会だと思っていたのだが、歩いて見た感じでは、そうでもない。 割と地味。 しかし街は綺麗。 タバコの吸殻とか、ビニールの切れ端とか、ほとんど見られない。 これが、美化に金をかけているからなのか、住民がそういった気質だからなのかは知らないが。

仕事は、多少のトラブルはあるものの、おおむね順調。 ちょっと困っているのが現地担当者について。

他社情報部門との窓口になっているその人は、最近になって情報部門に配属されたそうで、そっち方面の知識が何もない。 知識が無くても理解が速いならいいが、はっきり言って遅い。 その上、いろんな意味で容量が小さい。 ちょっと説明が長くなると、プチパニック。 最初の頃の話は綺麗に記憶から零れ落ちて、だから同じ事を何度も訊いてくる。 しかもその訊き方が、 「これは…えっと…要するに…あの…上手く言えないんですが…何て言うか…」 と、何だか判らないことを呟きながら、訴えるような目でこっちを見るだけだったりするのだ。 まあ、判らないのに判った振りをするよりはましなのだが。

ヤコブの階段

雨上がりを予感させる光。 予感は外れるんだけど。

ところで、こうした光の道を見て、天国に続く階段として自分が登ることを想うのと、天国から来る人の道として迎えに来てもらうことを想うのと、どっちが多いんだろう。

人がゴミのようだ

ゴミ集積所に捨てられていた頭。 散髪屋の練習用だろうか。 しばらく見ているうちに、昔見たアニメの中のせりふを思い出した。 「人がゴミのようだ」 ってやつ。 あ、でもこの場合は、ゴミが人のようなのか。

無駄に満開

駅の地下通路にあるポスター。 「感性。咲く」 だそうだ。 俺には、ここで咲いてる感性は、教科書の肖像画に対して小学生が発揮するレベルに見える。 けどまあ、これがいいって人もいるんだろう。 いや、あざとく狙ってみたのかもしれない。 どっちだろう。 どっちでもいいか。

富山城

富山城。 白い壁が白過ぎるせいか、なんだか玩具のように見えてしまう。 天守閣に上がってみようかとも思ったが、周囲にあるほとんどのビルよりも低いことに気付いて、やめた。 もっとも、そもそも天守閣に上れるのかどうかも知らないのだが。

桜船

富山の春は、東京より少し遅い。 桜は今まさに満開。 両岸に桜咲く小さな川を、花見用の船が行き交っていた。