2006 07 10

蒸し暑い夏の夜に凍りついたこと

何かが足を這い回る感触に目を覚ました。 ああ、そうか、なんだか体調が悪かったので、8時ぐらいにちょっと寝ようと思って横になったんだっけ。 今は…えっと…もう11時か。 さすがに腹が減ったな。 で、足の上を這っているのは何だ? と明かりを点けた。

ゴキブリだった。

心の中で絶叫。 ムンク。 悲鳴を漏らさなかった自分を褒めてやりたい。 子供の頃のトラウマ体験で、俺はゴキブリが苦手なのだ。

そんな驚きと恐怖は、過ぎて直ちに怒りに変わる。 殺す。 絶対殺す。 けど、叩き潰して一瞬で殺したりはしない。 洗剤でじわじわと苦しめて殺してやる。

決意を胸に脚を振り払うと、野郎、飛びやがった。 俺の顔に向けて。

再び絶叫。 ムンク・アゲイン。 心の中で。 悲鳴、漏らさなかったんじゃない、漏らせなかったのだ。

すぐに立ち直って、更なる殺意で追いかけるが、あっさり見失ってしまった。 どうやら窓の外に出たらしい。

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俺にとってはゴキブリのほうがはるかに大きな脅威だが、ゴキブリ未満の北朝鮮からも目は離せない。 一昨日早朝から、スカッド,ノドン,テポドンの合計7発試射。 テポドンは失敗らしいが。 なんでこんな国が隣にあるのかね。