2006 08 05

不幸な演出

総合格闘技HEROS ミドル&ライトヘビー級世界王座決定トーナメント準々決勝は、先日のボクシングとは違った意味で、怪しいジャッジだった。 まだ決っていない関節技に試合終了を宣告するかと思えば、意識が飛んでいるとしか思えない危険な状態で続行。 ちょっと早いと思えるストップは、選手の安全を優先するというHEROSの運営ポリシーに則ったものだと思えば、まあ納得できなくもない。 無理矢理だけど。 でも、素人目にも意識が飛んで危険な状態の桜庭に試合を続行させるのは、いくらなんでも駄目だろう。 ひょっとして、あれも桜庭の演出? 或いは、最初から桜庭勝利という動かし難いストーリーだった?

試合後、スーパーバイザー(という肩書きもよく判らんが)前田日明が、プロデューサー兼解説(?)の谷川に、結構きつく怒鳴ったのだそうだ。 「なぜ試合を止めなかった! 桜庭を殺す気か!」 と。 谷川は、 「自分の位置からではよく見えなかった。 桜庭はよく亀の体制になるし、止めるのは難しい選手だ」 などと答えていたとのこと。 ってことは、試合中に何度も 「意識が飛んでます。 本能だけで動いてる状態です」 なんて言っていたのは、よく見えもしないのを適当に喋ってたってことだろうか。

全然関係無いが、昔、女子プロレスの前座でやっていた小人プロレスは、今でもやっているんだろうか。