2006 11 11

蟷螂の斧

伊吹文明文科相宛てに、いじめを苦にした自殺予告などの手紙が来ているとのこと。 最初の手紙から数えて、今のところ7通だったかな。

ニュースでは、回りくどく 「いじめを苦にした自殺予告」 なんて言ってるけど、簡単に言うと 「脅迫状」 だよな。 大臣も、 「テロには屈しません」 なんて、破って捨てるぐらいのことをすればいいのに。

ところで、こうした手紙や遺書が誰をターゲットにしているのかは、ちょっと気になるところだな。 ターゲットってのは、攻撃するとか、聞いて欲しいとか、まあそういった感情の向かう先。 俺には、いじめている相手ではなく、そのイジメを傍観するだけで助けてくれなかった人に向いているように感じるのだが。 助けてくれることを期待して、その期待を裏切られたこと、とか。 自分をいじめている相手に自分の死では何のダメージも与えられないだろうことは、自分でよく判っているだろうからなぁ。

ま、俺が目にする手紙や遺書なんて、メディアが取り上げるものだけなのだが。 実際、どうなんだろうね。