2007 02 12

給食費の連帯保証人

宮崎県の一部の小中学校では、給食費の滞納問題に対して、連帯保証人を明記した確約書を保護者に提出させているのだそうだ。

こうした姿勢を示すのは、 「他にも払っていない人がいるから、自分も払わないでみようかな」 なんて、軽い気持ちと言うか、弱気と言うか、あんまり強くない滞納者にはそれなりに効果があるのかもしれない。 でも、老舗の滞納者に利くのかな。 連帯保証人が出来ると、そっちに支払いを丸投げして、当の親は払わないってことになりそうな気がするのだが。 問題を起こしているのは、そんな人だからこそ、だろうに。

連帯保証人が気に入らないのは、 父のこと もあるが、対応の焦点が給食費の回収にあるからだ。 親が払えないなら他に払ってもらうってのは、給食費を回収するには確実かもしれない。 しかし、払わない親の問題は何も解決しないのではないか。 教育関係者のすることとしては、安易に過ぎる気がするのだ。 親の面倒まで学校に押し付けるのは酷だという気もするが、それでも、何か他にやりようがあるんじゃないかって。

で、その何かだが、連帯保証人を明記した確約書ではなく、滞納時の罰則を明記した契約書を取り交わすのはどうか。 滞納があれば、その子への給食停止はもちろんのこと、滞納分は差し押さえでも何でもして、利子の分まで取り立てる。 どうしても払えないなら、その分だけ強制労働とか。 ただし、契約するしないは自由。 契約しない場合は、弁当を持たせるなりするってことで。 ま、罰を持ってあたるってのも安易ではあるが。

宮崎県の一部の小中学校では、連帯保証人が見つからないと、子供は給食が食べられないのかな。

罅割れ

空間を押し退けるものとして木があるのではなく、空間のひび割れが木なのだ。 と、冬の木を見るたびに思う。

メタリック

誰かが剥がしたのか、勝手に剥がれるものなのか、理由は判らないが、木の皮が剥がれていた。 その傷口(?)の、まるで銅板のような光沢に、ちょっと惹かれたのだった。