2007 11 17

足りないものは

身代わり

自分の体の痛い部分悪い部分と同じ部分を撫でると、この地蔵(?)が痛みや病を肩代わりしてくれるらしい。 そうして散々押し付けられた病のせいか、顔も体ももうボロボロの状態。

さて、本当にこの像が病を肩代わりしてくれるとしよう。 そして病を肩代わりする毎に、その病でこの像が痛んでいくのだとしよう。

本当にそうだとした場合、痛みや病を引き受けてもらいに来た人は、ボロボロになった像を見て何を思うのだろう。 手が痛い人は、まだ像に手があることにほっとするのだろうか。 目を患っている人は、この像の白くなった目を見て、大して肩代わりできそうに無いことにがっかりするのだろうか。 鼻の痛みを救って欲しい人は、既に無くなってしまった鼻に怒りを覚えたりするのだろうか。 怒りを覚えたとして、その怒りは、この像に向かうのだろうか。 それとも、自分の前に鼻で来た他の誰かに向かうのだろうか。

イルミネーションの1

多摩センター駅前のイルミネーション。

地震で原発が停止し、電力供給に不安があった今年でも、やっぱりイルミネーションはやるのか。 まあ、やるよな。 やれば見にくる俺のような奴がたくさんいるんだから。

イルミネーションの2

沿道には、こんな感じのが並んでいる。 協賛する各社が出品(っていうの?)しているらしい。

イルミネーションの3

毛色の違うところでは、光る蛙なんかも。 地味に光る。 そして地味に動く。

イルミネーションの4

近所のサンリオ・ピューロランドからは、ハロー・キティーなどが出されていた。 電飾じゃなくて電球を内蔵したバルーンってのは、反則のような気がする。 けどまあ、子供にはこれがいいんだろうな。