2007 12 06

発言小町をもう少し

発言小町をもう少し。

夫婦間の金絡みで、 「専業主婦の仕事は、外注するとだいたい30万円かかる。 それを無償でやっている主婦は…」 というように論を展開するのが、結構多い。 主婦からの投稿なんだろう。 金額は、30万という数字を何度か見た記憶があるのだが、根拠は不明。 何かの統計から来た数字なんだろうか。 発言小町以外でも見た記憶が有るな。 あれは何だったか…

まあ、何だっていいか。 そーゆーのを見るたびに思うのが、 外で稼いで来る夫の仕事を外注したらいくらになるのか? ってこと。 仮に夫の給料が30万だとしよう。 この 「30万を稼いでくる」 を、家事を外注するのと同じように外注すると、90万ぐらいが必要になるんじゃないだろうか。

家事を外注したとして金額評価という発想があるなら、生活費を稼ぐことに対しても同様に、外注したとしての金額評価があっていいだろう。 だが、発言小町でこれに言及されているのを見たことが無い。 意図的に無視しているのか、気付かないだけなのか。 気付かないんだろうな。 きっと、夫が稼いでくるのは当たり前のことだと思っているんだろう。

そもそも 「外注した場合の金額」 ってのが、家事代行で会社を成り立たせるための金額設定であって、家事そのものの金額評価とは違う。 だがこれについても、全く言及されていない。 意図的に混同しているのか、気付かないだけなのか。 気付かないんだろうな。 でもそんな指摘をすると、 「セコイ」 とか 「器が小さい」 とか言われるのだ。

器って何?