2008 01 03

また寝正月

寝るか食べるかテレビを見ているかの正月。 それ以外は何もしない。 初詣も留守番志願。 でもそれじゃあんまりなんで、初詣に行く妹に、俺の分の御神籤も引いてもらった。 大吉だった。

そんな正月に見るテレビは、父の好みで駅伝ばかり。 1日の実業団。 2日の箱根往路。 3日の箱根復路。 連日である。 あんな盛り上がりや変化に乏しいものを、よくまあ毎日見るものだな。

なんて愚痴りながらも、父に付き合って連日のテレビ観戦。 更には、 「初詣に行って来るから、その間どうなったか見といてくれ」 なんて言われたりして、結局俺が一番長い時間見ていたのだった。

そんな駅伝漬けの3日間に真剣に思ったのは、 駅伝はルームランナーでやれ ってこと。 テレビで見るには退屈以上の害が無い駅伝だが、中継のカメラが映し出す現場は、片側通行で大渋滞になっていた。 これははっきりと害だろう。 可哀相なのは、渋滞に巻き込まれて迷惑しているのが、駅伝なんてどうでもいい人たちばかりであろうこと。 駅伝を見ようと楽しみにしている人なら、その時間に車に乗って無いだろうからさ。

渋滞に巻き込む迷惑だけじゃない。 渋滞による排気ガスの増加だってある。 選手をサポートするワゴン車、先導する白バイや中継車が出す分も。 駅伝に伴う排気ガスの増加は、俺らが暖房の温度を下げたり白熱灯を蛍光灯に替えたりして地味に稼いだ分を、あっさり食い潰したりしてるんじゃないだろうか。

そこでルームランナーである。 これなら渋滞にもならないし、排気ガスも増えない。 一箇所でまとまっていることで、医師のサポートも受け易くなる。 今回の箱根みたいに選手が倒れたときでも、すぐに手当てができるだろう。 ただ走るだけじゃなくて発電でもすれば、人のためにもなる。 いっそ発電量で競え。

強いて欠点を挙げるなら、差が判り難いことか。 走行距離でどんなに差が開いても、選手の物理的な距離は変わらないからね。 でも、そんなのは見せ方の工夫でどうにでもなる。

どう?