2008 04 01

別れの季節

北国から東京に転勤でやってきたお嬢さんが、また転勤で北国に戻ってしまった。 春とはいえ、東京よりはずっと寒いところへ。 おいそれと会えなくなってしまうのは寂しいけれど、転勤自体は、彼女にとって良いことだと思う。 どうか、風邪など引きませんように。

+

性犯罪常習者にGPSを装着し、常に居場所を監視する。 そんな法案が自民党内で検討されているんだとか。

犯罪常習者を監視することには基本的に賛成だが、なぜ性犯罪者だけなのか。 費用対効果だろうか。 所謂凶悪犯罪のうち、強姦の再犯率が最も高いとか。 或いは人権団体対策だろうか。 将来的には犯罪者全体を監視するようにするとして、性犯罪常習者はその第一歩。 こうした監視強化に反対しがちの人権団体も、女性を守るためならば積極的に賛成すると踏んで。 ついでに少子化対策にもなるとか。

監視用のGPSは、どんな風に装着されるんだろう。 すぐに外せるようじゃ意味がないし、かといって体内に埋め込んだのでは電池交換とかのメンテナンスに不便だし、やっぱり首輪ぐらいかな。 仮に首輪だったとして、目立つものにするんだろうか。 目立つ方が、再犯防止には役に立ちそうだけど、更正には遠くなりそうだよな。 刑を終えて社会復帰した犯罪者に対する世間の冷たさで、また犯罪に追い立てられるという面もあるだろうし。 って、そりゃ自業自得か。 それを乗り越えられないから常習者なんだよな。

常習ってどこで線引きするんだろう。 俺としては、3回繰り返せば十分に常習だと思うのだが。 再犯の回数に応じて目立つようにするのかな。

一口に性犯罪というが、具体的にどんな犯罪を想定しているんだろう。 まさか痴漢でこれは無いよな。 やっぱり強姦か。 しかし、一線を踏み越えた犯罪者には、あんまり抑止力にならないかもしれないな。 自分を襲った相手に常習犯の首輪が付いていた。 そんな状況は、初犯かもしれない人に襲われたよりも、更に恐怖を増すことにはならないか。 それが、襲われた女性の口を閉ざすことにはならないか。

でも、厳罰化って、軽犯罪には物凄く効果があるんだよな。 やるならやっぱり痴漢からか。 でも、痴漢をターゲットにするなら、電車の車両を男女別にするほうが費用対効果が高いよな。

さて、どうなるのかね。