2008 05 08

吉兆凶兆

胡錦濤・中国国家主席が、パンダ2匹を1億で貸してやると言いに来ている。 パンダ、要るのか? その金を国内の絶滅危惧種の保護・保存に回した方が、よほど有効だと思うのだが。

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船場吉兆が、客に出した料理を使い回したとして非難されている。

食料自給率がどうとか言われている中、貴重な食材を再利用するのは、むしろ褒められるべきことなんだよな。 もちろん衛生的に問題が無ければ、だけど。 まだ食べられるなら、捨ててしまうよりは、食べた方がいい。 出されたものを残すのがもったいないからと無理して全部食べるより、空腹な他の人が食べた方がいい。

ただ、中古料理を中古と知らせることなく新品と同じ値段で出していたのは拙い。 ということで、船場吉兆は今後、中古料理というメニューを作ればいいのではないか。 当然、値段は安くする。 ターゲットは、高級料亭(だよな?)の味を手軽に楽しみたい人。

やっぱり 「中古」 はどうかって気がするな。 それにこれだけだと、どれだけ使い回したかが判らない。 ランクを示す文字にするか。

うん、格段に判りやすくなった。 「B刺身」 のいかにも駄目な感じがいい。 「A刺身」 がちょっといいものに見えるのもいい。

船場吉兆の客層がどんなものかは知らないが、有名人がたくさんやってくるなら、 「○○の食べ残し」 というのはどうだろう。 かつてのブルセラと同じように、一部のマニアにとっては、中古の方が嬉しいだろうから。 栗山千明 なんて、逆にプレミアが付きそう。

ま、何をやったところで、次の偽装のネタにしかならないんだろうけどさ。