2008 06 20

カメラ

秋葉原無差別殺人

刺された人の治療をしている人をまた後ろから刺すってのが、何と言うか、凄いな。 これでまたナイフが規制されるんだろう。 再発防止の対策を打ってますというアリバイ作りのための規制。 その意味では、凶器がナイフでよかったのかもしれない。 包丁を売るなとは言えないからなぁ。

刺された人の治療にあたる人がいる一方、その姿を携帯で撮影する人もいたそうで、テレビに出ていたコメント屋さんから激しく非難されていた。 けど、そんなに非難されるようなことかどうか、ちょっと疑問ではあるな。 その場に無傷の人間がそいつ一人だったときに、それでも携帯で撮影しているだけなら、非難されるべきだろう。 けど、それなりに人が付いて応急手当が出来ていると判断できる状況だったら、素人にはやることがない訳だし。 だからと言ってその様子を撮影するのは不謹慎だが、それはテレビのカメラマンが普段やっていることな訳だし。 コメント屋に非難させているテレビだって、そうして撮影された画像が持ち込まれたら喜んで使う訳だし。

地震

自衛隊が救助に出したヘリに、取材のカメラが同乗していた。 取材を申し込むのも、それに協力するのも、まあよくある話なんだろう。 で、ちょっと気になるのは、取材陣の分だけ少なくなるヘリの容量。

ヘリで出かけるのは、誰かを助けるためだ。 そのヘリに取材陣を受け入れるのは、救助を想定する人数に比べて積載可能人数に余裕があるからだろう。 では、救助を待つ人が想定よりも多かったら。 取材陣を載せなければ全員乗せられたのに、取材陣がいるために乗れない人が出たとしたら、取材陣はどうするのだろうか。 自分たちが降りないで、乗せられるだけの被災者を乗せるのか。 自分たちは降りないで、自衛隊員を降ろし、全ての被災者を乗せるのか。 自分たちが降りて、全ての被災者を乗せるのか。 或いは、他のヘリを呼んで、救助の様子を撮影するのか。 いずれにしても、ヘリの往復回数は無駄に増えるのだが。

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こうした事件で、担架で運ばれる被害者・被災者の映像をよく見るが、あの人たちはテレビに放送されることを承諾しているんだろうか。