2008 10 23

MacBook

近所の救急病院に次々と受け入れ拒否され、ついに死亡したという妊婦のニュース。 救急病院に受け入れを拒否されているうちに死亡ってのは、このところよく聞くニュースではあるが、それで死亡したのが妊婦だと聞くと、悲惨さもより一層だな。

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少子化対策で必ず言われのが、 「安心して子供を産める社会」 ってやつ。 で、その具体的な対策として、経済的な補助と福祉や医療の充実が謳われる。 対策から察するに、 「安心」 をより正確に表現するなら、こんな風になるのか。

貧乏だと安心して子供を産めないか。 世間を見てみるに、むしろ貧乏人の方が子供をたくさん産んでるような気がするな。 無計画にぽんぽん子供を産むような連中だから貧乏なのか、貧乏が故の生存率の低さを見越しての子沢山なのか。 って、今の日本に後者は無いか。 貧乏でも安心して子供を産めるための対策ってのも、本当はこんな連中は除外したいんだろうな。 対象にしたいのは、収入は程々の、そこそこ先が見えるからこそ子供を産むのを躊躇ってしまうような人たち。 そんな人たち限定にしたいけど、馬鹿は放置とは言えない。 しかし言わなければ、馬鹿ばかりに金がいくというジレンマ。 いっそ開き直って 親のIQに比例した出産補助金を支給する なんてどうだろう。 ただ支給するだけではない。 補助金を受け取った家庭の子供は追跡調査して、ある時点で補助金から期待するIQに達しなかった場合は、その未達度合いに応じて返金させるのだ。

高齢だと安心して子供を産めないか。 初産の年齢が高くなる一方で医療技術も進歩している。 しかし、医療がいくら進歩したところで、人という生物としての出産適齢期が変わるわけではない。 高齢出産のリスクを減らすために産科のリソースが食われているなら、それは決して良い状況ではないだろう。 マクロな効率を求めるなら、高齢でも安心して子供を産めることにではなく、適齢期に子供を産めることに力を入れるべきではないか。 でも、そうした方向の話は全く聞かないんだよな。 出産適齢期での出産が、これまで進めてきた女性の社会進出に反すると捉えられるからだろうか。 であれば、これまた開き直って、 生まれた子供は国が買い上げる なんてどうだろう。 親は産むだけでいい。 後は国が育てる。 この際だから結婚という制度も廃止。 もてる男女が早々に1対1の関係に縛られてしまうのは、少子化対策という観点からはもったいないだろうから。

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MacBookを買ってしまった。