2009 02 23

あのとき殺していれば

滋賀で、日本猿133頭を捕獲・殺処分だそうだ。 増えすぎた猿による農作物の被害拡大や子供への危険性などから、大量殺戮を決意したんだとか。

もっと早く殺しておけばよかったのに と、この手のニュースを見るたびに思う。 可愛いから可哀想だからと殺さず追い払うだけで済まそうとするから、こんなことになるのではないか。 猿であれば、人里に降りてきたときに見せしめになるように殺しておけば、奴らももっと人を恐れて山を降りなかっただろうに。

子供が何か悪いことをしたときは、叱るのではなく優しく言い聞かせる。 そうすればきっと分かってくれる。 なんてのは、子供を叱りたくないためのご都合主義的解釈、子供を叱ることに対する心理的抵抗を乗り越えられない現実逃避だと思うが、今の世の中は基本この路線らしい。 なかなか猿を殺さないのも、こうした流れの中のことなんだろうか。