2009 03 13

だからあのときに…

とりあえずの結末。

偽造旅券で入国し強制退去を求められているフィリピン人のカルデロンさん一家は13日、在留許可が出ている長女、のり子さんを残し、父母2人が帰国することを決めた。

これ、子供が可哀想とかでずるずると引き延ばしたりするから、娘がフィリピンの言葉(タガログ語だっけ?)が話せないという、より可哀想な事態になったんだよな。 猿の大量殺戮と同じ構図。

ま、それはそれとして。 カルデロン さん ってどうよ。 「さん」 って。 最近の報道姿勢に則るなら、カルデロン容疑者だろう。 あ、いや、容疑者じゃないのか。 もう不法滞在は確定しているわけだから、カルデロン被告とか、或いはカルデロンと呼び捨てとか。

娘もなぁ…。 自分の意志とは関係無く不法滞在先の日本で産み落とされた訳で、その点については、娘には何の罪もない。 でも、それでここまで日本で育った結果、出てくる言葉が 「親を帰してくれ」 ってのはどうなんだ。 言うなら、 「一度フィリピンに帰って、正式な手続きでまた日本に来る」 だろう。 今のフィリピンは、そんな政情不安って状態でもないんだからさ。 いや、まあ、これだって日本の教育の成果であって、本人に罪はないと言えなくもないのか。 学校行事の国歌とか日の丸とかに反対するようなのが先生だったりするし、むしろこれこそが、そうした教育者の成果なのかもしれないな。