2009 08 15

IEの馬鹿

IE8 がでてしばらく立つというのに、企業の社内向けのWebベースのシステムを開発するときのメインターゲットは IE6 だったりする。 「こいつのせいでどれだけ無駄な苦労が増えることか。 いつまでもこの偏屈な骨董品を使ってないで、ちゃんと標準をサポートしているのに切り替えろよ」 なんて思っていたら、少しは声が届いたのか、最近はターゲットを IE7 にするところもちらほらと。 んが、 「メインターゲットは IE7 ですが、社内では今も一般的に使われている IE6 でも動くようにしてほしい。 将来のことも考えて、IE8 でも動作するのがベスト」 なんてことになって、無駄な苦労倍増だったりする。 jQuery なんかを使えば、その辺の苦労はぐっと減るのだが、これはこれで逆に使うための苦労がふえたりするし。 なんか本当に面倒臭い。 firefox か Chrome でいいじゃん。 どうしても Microsoft がいいなら、せめて IE8 にしろ。 6も7もさっさと死んでしまえ。

なんてことを思っている人は俺の他にもたくさんいるようで、どこやらではIE6撲滅キャンペーンが展開されているんだとか。 ほんと、さっさと死なないかな。

6に比べればましな IE8 だが、標準サポートが売りのこいつも油断できない。

addEventListener は未だサポートされず、独自実装の attachEvent を使わなくてはならない。 Microsoft は、 「こうすれば、addEventListener 相当の機能を IE8 に実装することができます」 なんてサンプルコードを MSDN に公開しているが、 「そんなのを載せる暇があるなら最初から実装しとけ!」 と、見た人の誰もが思うだろう。

けど、これはまだ許せる。 違いを隠すためのラッパーは自作他作たくさんあるし。 俺が許せないのは、 charset が UTF-8 だと font-family の指定が無効になる って糞仕様だ。 Shift_JIS やそのスーパーセットの Windows-31j なら問題無いのに、なぜか UTF-8 だと駄目。 何でそんな制限を付ける必要があるのか、さっぱり判らない。 ひょっとして日本語版だけそうなんだろうか。 この際だから、IE6 に限定せず IE そのもをを撲滅してほしいものだな。

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近所まで行けば横田基地の飛行場が見えるかも? と、わざわざ拝島まで行ってきたのだが、基地の内部は塀に囲まれてよく見えなかった。 ま、そりゃそうか。

教会

横田基地のそばにあった教会。 看板なんかが英語なのは、基地のアメリカ人がメインターゲットだからだろう。 以前は、教会を見ても 「ああ、教会か」 ぐらいしか無かったのが、今では 「あ、教会だ」 と思う。 そして始まるあの台詞。

我らは神の代理人。
神罰の地上代行者。
我らが使命は、我らが神に逆らう愚者を、その肉の最後の一片までも絶滅すること。
エイメン。

アメリカ人向けの教会だから、カトリックじゃなくてプロテスタントだろうか。 だったら、ついでにもう一つ。

死んだプロテスタントだけが良いプロテスタントだ。

by Alexand Andersen