2009 10 27

それでいいのか

自衛隊の護衛艦くらまと韓国のコンテナ船カリナスターが関門海峡で衝突した。 くらまは、船首が焼け落ちて、消火活動中に数人が怪我をしたらしい。 コンテナ船は、右前部とコンテナの一部が焼けたが、怪我人はいないとのこと。 韓国コンテナ船が、前にいた別の船を無理に追い越そうとして自衛艦の進路にはみ出たのが、衝突の原因らしい。

自衛艦からすれば、ぶつけられたのは不幸な事故だ。 しかし、たかが一般商船程度がぶつかったぐらいで燃えてしまうってのもどうかと思う。 決して望んではいなくても、専守防衛を謳うのであれば、先制攻撃で沈黙してちゃ駄目だろ。 ぶつかってきた韓国船を何もしないまま粉砕して無傷!ぐらいの気合いを、自衛艦なら見せて欲しいものだ。

ところで、これを報じる Asahi.com の記事だが、初出の記事がすぐに書き換えられてしまった。 具体的には、次の一分が削除された。

カリナスターの韓国人の船長(45)は 「前を走っていた船を追い越そうとしたときにぶつかった。 前から(自衛隊の護衛艦が)来ているのはわかって、早めにかじを切ったがぶつかった。 大きく揺れて、すぐに火が出た」 と話した。

関門海峡は基本的に追い越し禁止らしい。 また自衛隊の不祥事として叩こうと思ったら、どうも韓国側に問題が有る。 これはまずい。 そんな判断で削除したのだろうか。 このまま本当に韓国船が悪いってことになったら、あっさりフェードアウトしそうだな。