2009 11 18

どうでも良い話

飲みの席などで、ときどき聞かれもしないのに、 「俺、巨乳よりも微乳のほうが好きなんだよね~」 などと言う男性の心理を、

単にバストが好きで、バストの話題を出したいだけです。

「絶対巨乳ムリ!」 という男性は聞いたことがありませんし、逆に巨乳が好きな男性でも 「絶対微乳ムリ!」 というわけではありません。 たいていの男性は、 「まぁどちらでもいい」 か 「どちらも好き」 の2グループに分けられます。

ただ、巨乳の絶対数が少ないので、巨乳がもてはやされているように見えるだけです。 男性誌のグラビアにグラマラスな女性が多いのは、ただ単に 「珍しいからグラビアに載せている」 のです。 たいていの男性は、 「サイズにそこまでのこだわりは無い」 のです。

「小さいほうが好き」 「大きいほうが好き」 と言っても、 「好き度100と好き度120」 程度の違いでしかありません。 そして、あえて 「微乳好きを主張する」 のは、ただ単にバストの話題を出したいだけに他なりません。 しかし 「俺、巨乳が好きなんだよね」 「俺、バストが好きなんだよね」 と言った場合、大多数の女性からひんしゅくを買うのが目に見えています。 そこで、 「小さいほうが好き」 と、あくまでも好みの話題であるかのように話すわけです。

excite bit でこう解説するのは、ゆうメンタルクリニック院長で精神科医のゆうきゆう先生。 「ココロの救急箱」 や 「相手の心を絶対に見抜く心理術」 などの本を書いているそうだ。 本も、本人も、俺は知らないのだが、有名なんだろうか。

ま、この人がどんな人かは置いておくとして。 バストの話題を出したいだけ ってのはその通りだが、続く好みの解説は間違っている。 多くの人が絶対駄目じゃないってのは確かだし、平均すると 「好き度100と好き度120」 程度の違いに収まるかもしれないが、その数字から想像する程に狭い範囲には収まらない。 分散はかなり大きいのだ。

同人誌や画像掲示板を見ればよく判る。 大きい方では、ちょっと退いてしまう程の、巨乳爆乳を軽く通り越して奇乳とでも言うような大きさを理想として挙げる人が結構な数でいる。 小さい方では、 「ロリ貧乳は出来てないだけ。 出来上がったお姉さん貧乳こそ正義」 と熱く語る人もいる。 バランスについても、同じ。 「デブの巨乳は巨乳じゃない」 という人がいる一方で、 「杉本彩より森三中」 という信じられない人までいる。 ちなみに俺は、好き度80と好き度120程度の違いで大きめが好きだが、爆乳から先はいらない。 デブは巨乳と認めない。

ついでに言えば、貧乳にはがっかりでも、貧乳を気にして大きくしようと無駄な努力をしている姿には萌える。 頭が良くて仕事ができる人だったりすると尚良し。 こっちをビシッと指差して、 「見てなさい!3ヶ月後にはCカップなんだから!」 なんて言われた日には萌え死にそうだ。 目標の微妙さもポイント。

まあ、本当にどうでも良い話だな。