2010 02 14

いただきます

久しぶりにコピペに笑ったので、ここに記録しておく。

4歳の頃、祖父が死んだ。

葬式に出て出棺の時に 「これからどこにいくの?」 と訊ねた私に 「おじいちゃんを焼きに行くんだよ」 と父。 何の事だかさっぱりわからず寝てしまい、気が付くと家に。

しばらくして 「ご飯よ~」 と母。 で、その時のメニューが豚の生姜焼き。

急に感極まった父が泣きながら食っているので、その肉を間違いなくおじいちゃんだと思って食べはじめた私。 祖父が大好きだったので、私も泣きながら 「おじいちゃんおいしいね」 と言うと父はさらに激しく泣き始めて、母が 「おじいちゃん見えるの?」 と私に聞くので、目の前にある肉が祖父だと確信している私は 「おじいちゃん目の前にあるよ」 と答えると両親は二人で泣き出し、私も泣き出し、どうしようもないお馬鹿家族状態に。

(豚の生姜焼きは祖父の大好物だったのを知るのは十何年後)

それから肉が我が家の食卓に上がると、私は決まって 「だれ? これだ~れ?」 と聞いたそうだ。 そのたび母は 「だれじゃないでしょう…な~にと聞きなさい」 と小言。

本当に恥ずかしい話だが、小学4年位まで肉は全て人肉だと思っていた。 なぜか給食の肉? (南蛮鯨)はベトナム戦争の犠牲者だと思っていた。 だから手を合わせて 「いただきます」 と言うのだと思っていた。

感謝の祈り…

句読点、改行、一部の漢字を修正。 しかし、実際に有りそうだよな、こんな勘違い。

+

冬季オリンピック開幕。 荒川静香がすっかりおばさんになっていて驚いた。 髪は切らない方が良かったんじゃないかな。 って、大きなお世話だけど。