2010 04 03

円形を見上げる

八王子に行くつもりで電車に乗っていた。 が、高尾山口行きとの待ち合わせで北野に停まっている時に、なんとなく歩きたくなって、電車を降りて歩いてみた。 薄曇りの日差しに、少し冷んやりとした風。 歩くにはちょうどいい。

瘤

途中にあった神社の境内の樹。 幹に大きな丸い瘤ができていた。 何だろう、これ。 寄生虫かウイルスか、たまに樹の一部がふくれあがっているのを見かけるけど、これもその一種だろうか。

高尾山からそう遠くない場所なので、これが古くからあるなら、 「天狗の腰掛け」 なんて名前がつけられてたりするんだろう。 ああ、いや、腰掛けにはちょっと辛いか。 「天狗の臍」 とか。 「天狗のおっぱい」 とか。 いや、それなら天狗じゃなくて樹が主体になるのか。 まあ、何でもいいんだけど。

そう言えば、天狗って男だけなのかな。 これまで女の天狗ってのを聞いたことが無い。 修験道に由来するからだろうか。 尼寺の近くでは女の天狗が語り継がれていたりするのかな。

眼鏡窓

途中にあったマンション。 アパートかもしれない。 まあ、どっちでもいいか。

4階相当の位置は、円柱を2つ並べて横にしたような外観になっている。 ってのは、見たまんまだな。 こっちに面した窓が小さいのが気になって、横に回ってみた。 側面は、円形の内側に普通に真っ直ぐの壁があって、そこに普通っぽい窓があった。 側面の円形は、適当な間隔でスリットが入って窓を覆っている状態。 生活空間は外観の幅よりかなり狭い。 下の階のこっちに面した部分より少し広いぐらいか。

どうしてこんな形にしちゃったのかね。