過去2回の反中デモを完全スルーした国内メディアだが、流石にそろそろ無視しきれなくなったのだろうか。 昨日のデモについては、ちらほら記事を見かける。
東京で16日、尖閣諸島（中国名：釣魚島）の領有権をめぐり、前航空幕僚長の田母神俊雄氏が会長を務める保守派の団体らが主催するデモが行われた。 当日は、3000人以上の人々が参加し、日の丸や 「中国の尖閣諸島侵略を許さない」 などと書かれた横断幕を掲げ、六本木をデモ行進した。 中国大使館では中国政府に対する抗議文を読み上げた。
一方、中国国内でも16日、四川省成都市、陝西省西安市、河南省鄭州市などで、大規模な反日デモが行われた。 四川省成都市では、1万人を超える人々がデモに参加し、日系のスーパーや日本料理店で窓ガラスが割れるなどの被害が発生した。
英BBCやAFP通信、ロイター通信などの海外メディアも、日中両国で尖閣諸島の領有権を主張する大規模なデモが起こったと報じている。
これは 日中両国で大規模な反中・反日デモ…海外メディアも報じる と題した、サーチナってとこが出した記事からの抜粋。 記事の内容はまあいいとして、タイトルは間違いだよな。
これまで報じてきたのは海外メディアだけだろ。 何を今更…と思ったが、サーチナってひょっとしてsearch chinaから来た名前だろうか。 中華系？ であれば、これまでも報じてきたかもしれないな。 いや、むしろこの記事の 「海外」 に日本も含まれていると考えるべきなのか。
そんな嫌味を言っててふと新鮮に思ったのだが、外国を 「海外」 と表現するのって島国独特なんだよな。