2011 04 24

為す術無く止まる

昭和記念公園に行こうとモノレールに乗っていたら、満願寺の手前で突然停車。 急停車と言う程ではない、ちょっとつんのめる感じの停止。 何事かとざわつく車内に、事情説明のアナウンス。 軌道に人が降りたため、安全のために全電源を停止しています だそうだ。 人が降りたのは松が谷駅だったかな。

モノレールの駅は、ホーム全体に大人の脇の高さぐらいまでのフェンス設置してあるので、普通にしていると人が落ちることはない。 つまり、意志を持って乗り越えたってことだろう。 いったい何がしたかったのか。 やっぱり自殺かな。

俺が乗っていたのは松が谷とは逆方向なのだから、そのまま走っていても何の問題もないと思うのだが、なんで全線停電なんだろう。 あ、走れるところが走っていると、回復した後の空白時間帯が大きくなってしまうのか。 でも、だから全線停電即停車ってのもおかしな話だよな。 せめて最寄り駅に入って停めるぐらいのことはすればいいのに。 普通の電車ならともかく、モノレールが中途半端なところで止まったら、もうどうしようもないのだから。 俺の乗っていた車両なんて、停止したのは満願寺の駅まで後20mぐらい。 そこで降りる人だっているだろう。

それとも、多摩都市モノレールの電源は、電池の直列のようになっているのかな。 どこかで止めると、否応無しに全体が止まってしまうような。 いや、流石にそれはないか。 でも、電源自体は分散して重複して持っているかもしれないが、上り下りの切り替えは終点付近と車庫に入る3カ所ぐらいしかなかったような気もするな。 ということは、普通の電車のように、臨時に任意の駅間で往復運転という運用ができないってことか。

あと、車両には緊急用のバッテリーは無いんだろうか。 或いは発電機。 或いはガソリンエンジン。 それだけで通常運行できる程のものでなくていい。 最寄り駅にたどり着く程度の緊急装備として。 有ると思いたいのだが、無いんじゃないかって気がするな。

モノレールは、その後10分もせずに運転再開。

ネモフィラ

ネモフィラ。 花の薄い青よりも、葉や茎の濃い緑が目立ってしまうのだが、遠目に見ると奇麗。

花壇

いかにもな花壇。 良くできているとは思うが、自然を不自然に整えるのは、あんまり好きじゃないかな。

ムスカリー

ムスカリー。 茸でもそうだが、こうして密生しているのを見ると、ついこれが体から生えてくるのを想像してしまう。 何故そんな想像をしてしまうのかは判らないんだけど。 或いは、房になっている小さな袋が実は口で、地面から引き抜くと一斉に悲鳴を上げるとか。

チューリップ

今が盛りのチューリップ。 このチューリップを背景に、タキシードとウェディングドレスのアジア系男女が写真を撮っていた。 結婚サービス或いは結婚式場の宣伝用の写真なのかもしれない。